光 の 演 出
2020-06-27

先日、松山市内のマンションの最上階でリノベーションを行い、無事に完成いたしました。
マンションは築十数年、経験年数20年を超えた私には少し懐かしくも感じるものでしたが、
今回は施主様のこだわりと建築家の「演出」、職人のスキルの集大成となりました。
私は現場監理者の立場上、図面通りに造ることが一番の目的ですが、形無きものから計算されたかのように作られ、
光から繰り出される演出は、昼と夜の2つの顔を持つ空間となり、
建築家のイマジネーションの深さを思い知らされるものでした。
新築物件以上にリノベーションは制限を強いられます。
「その中でも、個人のパーソナリティーを発揮できるのが
「建築家とつくる家」の醍醐味だなと改めて思います。
石丸